監修:行政書士 渡邉徳人(行政書士事務所WITHNESS 代表・熊本県行政書士会 第05430405号)最終更新日:
車庫証明は、ご自身で申請することもできます。かかる費用は警察署に納める手数料2,200円(熊本県)だけです。ただし、警察署へは申請と受け取りで平日に2回行く必要があります。このページでは、熊本県で自分で申請する流れと、申請の前後に気をつけることをまとめます。
自分で申請する流れ
- 1
書類を手に入れる
警察署の窓口で無料でもらえます。熊本県警察のホームページからもダウンロードできます。書き損じに備えて、余分にもらっておくと安心です。
- 2
承諾書をそろえる
借りている駐車場
管理会社・大家さんに保管場所使用承諾証明書を出してもらいます。発行に数日かかることがあるので、先に電話で頼んでおきましょう。
- 3
書類を書く
申請書(2部)・所在図・配置図・自認書などを書きます。熊本県では押印は不要です(申請書の書き方)。
- 4
警察署に申請する
1回目
保管場所を管轄する警察署に出し、手数料2,200円を熊本県収入証紙で納めます(証紙は警察署で買えます)。受付は平日の午前9時から午後4時までです。
- 5
車庫証明書を受け取る
2回目
警察署が現地を確認したあと、申請から数日後の交付日(申請のときに案内されます)に受け取りに行きます。
申請の前に確かめること
- 駐車スペースは足りるか1台分しかない駐車スペースを、家族の車がすでに車庫として使っている場合は、申請できないことがあります。
- 使用の本拠から2km以内か自宅などから駐車場までが直線で2kmを超えると、申請できません。
- 承諾書は早めにアパート・マンションや月極駐車場は、管理会社などの保管場所使用承諾証明書が必要です。
申請したあとに気をつけること
- その日には受け取れません交付は申請から数日後です。受け取りの日も平日に時間をとる必要があります。
- 車台番号を空けて申請した場合新車などで車台番号が決まっていないまま申請した場合は、あとから書き足せる時期が決まっています。申請のときに警察署で確かめてください。
車庫証明が取得できないこともある
車庫証明を取るには、保管場所が次の3つの条件をすべて満たしている必要があります。
- 使用の本拠の位置(自宅・事業所など)から、直線で2km以内であること
- 道路から支障なく出入りでき、車全体が収まること
- 保管場所として使う権利があること(自分の土地か、所有者の承諾を得ていること)
そのため、次のような場合は、申請しても車庫証明は交付されません。
- 駐車場に対して車が大きく、警察署が「全体が収まる」と判断しない場合
- 契約した月極駐車場が、使用の本拠の位置から2kmを超えて離れている場合
- 賃貸住宅の駐車場で、管理会社から保管場所使用承諾証明書がもらえない場合
賃貸住宅の駐車場で、承諾書がもらえないとき
賃貸住宅に住んでいる方は、車を入れ替えて同じ区画に停める場合でも、車庫証明を取り直すために、管理会社から改めて保管場所使用承諾証明書をもらう必要があります。家賃の滞納などで管理会社との間に問題があると、承諾書を出してもらえないこともあります。
承諾書の代わりに、駐車場を含む賃貸借契約書の写しを添付する方法もあります。その場合、契約書は次の点を満たしている必要があります。
- 契約者が、車庫証明を申請する人と同じであること
- 契約日と契約期間が書かれていて、期間が切れていないこと
- 貸す人・借りる人の住所・氏名・押印があること
- 駐車場の場所(区画)が書かれていること
確認するポイントは警察署によって違うことがあるため、事前に管轄の警察署に書類を見てもらうと安心です。
インターネットでの申請
車庫証明や登録などの手続きは、「自動車保有関係手続のワンストップサービス」を使って、インターネットでまとめて申請することもできます。
熊本県でも利用できますが、車庫証明だけを単独で申請することはできず、登録などの手続きとあわせて申請します(軽自動車は対象外です)。個人の方は、マイナンバーカードを使って申請します。
詳しくは、国土交通省の「自動車保有関係手続のワンストップサービス」のホームページをご覧ください。
平日に時間がとれない方は、お任せください
熊本県内の車庫証明を、郵送・FAXで代行しています(報酬11,000円・税込)。くわしくは車庫証明のご依頼の流れをご覧ください。
出典:熊本県警察「自動車保管場所証明申請(車庫証明)について」、自動車の保管場所の確保等に関する法律。2026年10月時点の内容です。


